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「敦煌と故宮の対話:文化発展の2000年」コンサート及び文化講座が香港で開催
2022-07-23 20:05

敦煌研究院党委員会書記で研究館員の趙声良氏が演説。(写真は省文化観光庁より提供)

甘粛省文化観光庁によれば、6月21日、香港故宮文化博物館からの招待に応じ、甘粛省文化観光庁は甘粛代表団を派遣し、一連の祝賀行事に参加させた。

文化観光部党組織員で故宮博物院院長の王旭東氏と香港故宮文化博物館の呉志華館長が、それぞれ『世界の故宮』と『敦行故遠香港情縁(敦煌と故宮の香港での巡り会い)』と題した基調講演を行った。

甘粛省代表団メンバーで敦煌研究院党委員会書記、研究館員の趙声良氏は『敦煌と故宮の対話:文化発展の2000年』(コンサート及び文化講座)の文化講座のゲストスピーカーとして、『敦煌文化の価値』をテーマに、敦煌石窟や蔵経洞から出土した大量の古代文献や芸術作品、敦煌地域の古代遺跡や出土文化財の関連資料を一つ一つ示しながら、歴史・芸術・科学技術・社会の観点から、敦煌文化の価値を詳しく紹介した。趙声良氏は、敦煌文化は中国文化における開放性と寛容性、多様な文化の融合交流という特色を示すと同時に、中華民族の文化的自信や時代とともに前進し、絶えず革新を続ける精神を体現していると述べた。

北京故宮博物院から900点の収蔵品が次々に香港に到着するのに伴い、香港故宮博物院は一般公開され、香港市民の間で好評を博した。香港天籟敦煌楽団は、敦煌芸術と故宮文化をモチーフに『敦煌』『故宮』『あなたの時間をありがとう』の3曲を創作、敦煌と故宮の二つの文化が持つ独特の魅力を観客に披露し、その手で奏でる芸術を以って文化遺産の保護従事者たちへの敬意を表した。

 
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