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中国駐大阪総領事館 「私と中国」中日国交正常化50周年をテーマにした作文、絵画、写真、ショート動画コンクールのオンライン表彰式と交流会を開催
2022-11-05 09:10

  

  11月5日、大阪総領事館は「私と中国」中日国交正常化50周年をテーマにした作文、絵画、写真、ショート動画コンクールの表彰式と交流会を開催し、薛剣駐大阪総領事、日本各界の出場者など50人近くがオンラインで出席し、そのライブビデオは約200回視聴された。

 薛剣総領事はスピーチの中で、受賞者を祝福し、次のように述べた。中日友好の根幹は民間にあり、多くの応募参加者は、素晴らしい作品を通じて自分自身の中国の友人との交流や深い友情を語っており、それらの実際の体験と真実の感覚にたいへん感動させられた。それは「国の交わりは民の親しみにあり」という生き生きとした現れでもある。どんな時代においても、どんな風雨の試練に直面しても民間友好は一貫して両国関係の安定を維持する上で重要な役割を果たしてきた。現在の中日関係の問題はハイレベルにあるが、問題解決の鍵は民間にあり、誰もが中日友好の主人公で、両国の民間交流を推進し、国民間の相互理解と親善を促進するための継続的な努力を期待している。

  薛剣総領事はまた次のように指摘した。百聞は一見に如かず。真実の中国と日本メディアの報じている中国とは大きく異なっており、このことは、多くの応募者の共鳴するところである。数多くの作品は、中国訪問の経験が自分の以前の偏見や誤解をなくしたことに言及しており、中には「中国一辺倒になった」と言う作者もいた。皆さんには日本メディアが報じた中国に関する情報に触れたとき、目を光らせ、是非曲直を見極めていただきたい。機会があれば、是非とも自ら中国を訪問し、中国を感じて、客観的かつ公正な「中国観」を形成していただくよう期待している。総領事館として、引き続き皆さんのために機会を作り、プラットフォームを構築していきたい。

  薛剣総領事は次のように強調した。初心を忘れずにいれば、ずっといい結果が得られる。ある作品は、国交正常化の初心を受け継ぐことによってのみ、両国の関係を前進させることができると指摘している。これは洞察力のある見解と言うべきであり、今回のコンクールのテーマと合致している。中日国交正常化以来の50年は、決して平坦な道ではなく、何度も初心の軌道から逸脱し、その時の苦い教訓は両国の「和すれば共に栄え、争えば共に傷つく」という金科玉条を幾度となく証明した。中日国交正常化50周年の重要な歴史的節目において、我々は平和と友好協力の初心に立ち返り、手を携えて、成熟し安定した中日関係の次の50年を切り開いていくために貢献すべきである。

  受賞者の代表たちは、受賞スピーチで口々に中国とのストーリーを語り、中国への愛情を表し、このコンクールを契機に、日本国民が中国を理解する懸け橋となり、周りの人々に中国を紹介し、中日友好に自分の力を尽くしたいと述べた。

 表彰式終了後、薛剣総領事は参加者たちと、「中国との出会い」「好きな中国料理」「最も興味をもつ中国文化」「最も行きたい中国の都市」「中日関係への期待」の5つのテーマをめぐり1時間半にわたる深い交流を行った。皆それぞれこの交流を通じて中国への関心をさらに深めることができ、一層中国が好きになっており、新型コロナ終息後、できるだけ早く中国を訪問することを楽しみにしていると述べた。会場は打ち解け合い、友好的な雰囲気だった。

  このコンテストは、領事館管轄区域内の各界から広く注目され、100近くの作品が集まった。小学生から高齢者、主婦から地方公務員まで、参加者の年齢や身分は様々で、管轄区域内の2府12県に分布している。受賞作品や優秀作品は、下記の専用ホームページで閲覧できる。http://www.meandchina.jp/


 
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