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2024-11-25 15:49 | ||
皆様、こんばんは!中国駐大阪総領事の薛剣です。本日は「中日友好家庭」大集合パーティー、並びに「私の中日友好家庭」作文・ショート動画コンクール授賞式にご出席いただき、誠にありがとうございます!コンクール応募者の皆様のご支持にも、厚く御礼申し上げ、受賞者の皆様に予めお祝いを申し上げます。 先ほどの動画はコンクール作品の抜粋になりますが、私は今回の応募作品を全部拝読いたしました。全てが感動的で素晴らしい作品で、中日友好家庭ならではの友好パワーを十分に感じ取ることができました。実は、中日友好家庭を対象としたコンクールは私達総領事館からの発案ですが、そのヒントを与えてくれたのは、日々の業務の中で知り合った皆様からの温かいお言葉の数々です。中日友好家庭は両国関係の重要で不可欠な一部であることを実感し、それをより多くの両国の方々に知ってもらい、中日関係の改善に少しでもプラスになれればということが、私達の主旨であります。 中日友好家庭を築かれた皆様は、一般の中国人或いは日本人よりも、より中日関係に注目するだろうと思います。先週、習近平主席はペルーで石破茂首相と初会談を行いました。習主席は日本側と意思疎通と協力を強め、中日関係が正しい軌道に沿って長期的かつ安定して進むよう共に推進していきたいと表明しました。石破首相も今後も双方が人的・文化交流を強化し、各分野における協力を推進し、両国民により多くの利益をもたらすことを期待していると応じました。中日関係は改善発展の重要な段階にありますが、今回のコンクールと本日のパーティーも、そのための、総領事館としての積極的な試みの一つだと思います。 中国と日本は隣国です。中国には「遠親不如近隣」という言葉があります。「遠くに住む親族よりも、近隣の人の方が頼りになる」という意味です。皆様の場合は、近隣の国で生まれ育って、そして海を渡って一番親しい家族になり、両国の中で何よりも堅い絆を結んでおられます。一つ一つの中日友好家庭が、中日間の天然の懸け橋であります。この場を借りて、私たちの心からの期待を申し上げたいと思います。 一つ目は、「足を延ばすこと」です。皆様は日本在住で、中国で暮らすことが少ないかもしれません。ただせっかく中日友好家庭を築いたのは、両国の文化を共に体験し、理解を深め、より豊かな家庭文化を作るチャンスに恵まれています。ここ数年、コロナなどの影響を受け、両国の「交流赤字」が目立っています。中国は今、日進月歩の発展を遂げ、私は帰国のたびにその変化についていけない感覚がありますが、皆様にも中国各地により多く足を運び、新時代中国を身をもって体験して頂きたいと思います。 二つ目は、「声を上げること」です。先ほどご覧になった応募作品はどれも非常に心を打たれるものであり、中日友好家庭の心の声が込められていました。ここにいらっしゃる皆様は、中日友好の恩恵を受けた方々であり、貢献者でもあり、揺るぎない支持者であると信じています。中日関係において否定的な声が多い昨今、皆様には幸せな生活から得た実感と中日友好への確固たる支持をもって、そうした声に「ノー」を突きつけ、さらなるポジティブなエネルギーを集めていただきたいと願っています。 三つ目は、「輪を広げること」です。本日のイベントで多くの新しい友人と出会えたことを大変嬉しく思います。中日友好の基盤は常に民間にあり、私たちは民間友好の大樹が枝を広げ、両国の民意の主流となることを願っています。総領事館はそのために全力を尽くしますが、私たちの努力だけではまだ十分ではありません。ぜひ皆様が同僚、クラスメート、友人を誘い、「Look at China, Go to China」に参加していただければと思います。総領事館は毎年、多くの訪中イベントを主催していますので、今後も引き続きご注目いただき、より多くの場で皆様とご友人にお会いできることを期待したいと思います。 最後に、皆様のご健康とご家族の幸せを心よりお祈り申し上げます。夕食会での交流を楽しみにしております。本日はどうもありがとうございました! |
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