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駐大阪総領事館,「岡山・上海障がい児者絵画交流展『きらめきは海を越えて2020』」開幕式にオンライン参加
2020-11-25 13:17
 

1124日,日本社会福祉法人旭川荘,岡山障がい者文化芸術協会,上海市人民対外友好協会が「岡山・上海障がい児者絵画交流展『きらめきは海を越えて2020』」オンライン開幕式を共催しました.旭川荘の末光茂理事長,岡山障がい者文化芸術協会の阪本文雄代表理事,岡山県日中友好協会の原田建明会長,岡山市日中友好協会の土井章弘会長らが岡山での開幕式にオフラインで出席し,駐大阪総領事館の張玉副総領事,上海市対外友好協会代表,上海呉昌碩記念館の呉越館長および上海市浦東新区補読学校,上海市普陀区啓星学校の教員,生徒たちがオンラインでイベントに出席しました. 

 

 

張玉萍副総領事は挨拶の中で次のように述べました.芸術は特別支援を必要とする人々と外の世界とを繋ぐ,重要なチャンネルであり,今回主催者側が心を込めて企画開催した絵画展はこうした「きらめく星たち」にその輝きを放つプラットフォームを提供し,また同時に中日両国の芸術文化と社会福祉の分野における交流を促進する,非常に有意義なものであります.感染症の流行が発生してから,中日両国は互いに見守り助け合い,「山川域を異にすれども,風月は天を同じとす」に代表される感動的な物語を繰り広げました.感染発生初期,岡山県と岡山市,さらには岡山県・市の日中友好協会から中国にマスクなどの医療物資が送られ,また日本で感染拡大が深刻化すると,上海市対外友好協会を始めとする中国各界から日本に力の及ぶ限りの援助が提供されました.中日両国および世界各国の共同努力の下,感染症の流行が一日も早く収束し,来年には日本側のアーティストたちが海を越え,自ら展覧会に出席できるよう期待しています.このイベントを通じて海を超えるのはきらめく星の光だけでなく,深い友情もまた海を越えていくと確信しています.

 

(旭川荘の職員・障がい者らが共同制作した招き猫.感染症を追い払い,幸福をもたらすという意味が込められている)

 

末光茂理事長は挨拶で次のように述べました.「苦境にある時にこそ真情が分かる」,今年新型コロナウイルス感染症が流行して以来,上海と岡山は互いに助け合い,私たちは両地の真の友情を再び確認することができました.昨年に初めて絵画交流展が上海呉昌碩記念館で行われ,中日双方の交流は盛り上がり,豊かな成果が得られました.今年は感染症流行による影響を受け,面と向かっての交流は行えませんが,絵画作品は海とウイルスを越え,相手方に真摯に挨拶をすることができます.新型コロナウイルス感染症は,両国の人々の真心の対話を阻むことはできません.より多くの方々にご来場,あるいはネットからご覧いただき,作品を鑑賞して作り手たちの心の声に耳を傾けていただければと思います.

 

 

(絵画展代表の岡本卓也さん)

 

上海市対外友好協会の景副会長はビデオメッセージを送り,次のように述べました.絵画展を通して,社会各界が特別支援を必要とする人々への関心と理解を深め,彼らにより多くの寛容さやサポートを与え,障がいのある人々と一般の人々が互いに尊重し合う調和のとれた社会が共同建設されることを願います.

 

 

 

テープカットが行われると,両国からのショートフィルムが放映され,岡山での開幕式会場では素晴らしいパフォーマンスも行われました.今回の「岡山・上海障がい児者絵画交流展『きらめきは海を越えて2020』」では中日両国から80作品が出展され,会場で直接作品を鑑賞できるだけでなく,オンライン形式での「クラウド見学」も可能とのことです.

 

  

 
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