今年は中日平和友好条約45周年にあたり、大切な節目の年であります。当館は中日平和友好への祈念を込めて、特製の記念ロゴを作成しました。  

  その中央に記された文字は、正面向かい左に中日両国の伝統的な精神「和を以て貴しとなす」（以和為貴）を表現する「和」を、右に友好的な思い、双方の末永い友情の基をなす「友」を配しました。この二つの文字はそのまま、条約締結45周年の象徴としています。

  中日両国民の長い交流の歴史は世界的に見ても、稀有な存在とされてきました。近世に至って残念ながら、戦火を交えた不幸な一時期がありましたが、国交正常化以降の半世紀を経て、互いの関係発展を保つのに十分な状況が実現できました。中国と日本の関係はすでに断ち切れないほど密接なものになっています。

  中日両国の人々から愛される花——「梅」と「桜」の組み合わせでできたこの記念ロゴは、中日の長い友好関係のシンボルとして描かれました。梅と桜が互いに重なりながら、天に向かって伸びて行くあり様は、両国関係の好ましい状況への期待を表しています。またこの後も両国民の互いの心と心を繋げて行くことで、中日関係の改善や発展のみならず、アジアひいては世界の平和、安定と発展を望む成長の姿を表現します。

  これから一年間、当館業務エリアの2府12県で行われる様々な45周年記念行事において、この梅桜ロゴを使うことは可能となります。必要な場合、是非積極的に当館にご相談ください。