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資源・気候
2009-02-10 12:34

 

  天然資源  

      

  中国は国土が広大で、天然資源が非常に豊富である。天然資源はいろいろなものがあり、水力発電資源は世界一を誇っている。中国は世界で野生動物の種類の最も多い国の一つである。植物の種類は北半球のものがほとんどそろっている。鉱物資源も豊富で、種類がそろっている。  

     

  土地資源  

      

  中国の土地資源の基本的特徴は、絶対数は大きいが、一人当たりの保有量は少ないこと、山間地が多く、平原が少なく、耕地と森林の占める比率が低いこと、各種土地資源の分布がアンバランスで、耕地が主に東部のモンスーン地帯の平原と盆地に集中し、森林の多くが東北地区と西南地区辺境の山間地帯に集中し、草地の多くが内陸部の高原と山間部に分布していることである。  

      

  耕地  

      

  1996年の農業センサスのデータによると、中国には耕地が1億3004万ヘクタール、耕地に適した荒地が3535万ヘクタールある。耕地は相対的に東北平原、華北平原、長江中下流平原、珠江デルタ、四川盆地に集中している。  

      

  林地  

      

  第6回全国森林資源調査(19992003年)の結果によると、全国の森林面積は17500万ヘクタール、森林カバー率は18.21%である。活着した樹木の総蓄積量は1362000万立方メートル、森林の蓄積量は1246000万立方メートルである。  

      

  中国では天然林の多くは東北地区と西南地区に集中しており、人口が密集し、経済が発達した東部平原や広大な西北地区には森林がほとんどない。  

      

  樹木の種類は豊富で、高木だけでも2800種類以上にのぼり、貴重な樹木はイチョウ、メタセコイアなどがある。環境保全と建設事業の必要から、大かがりな植樹造林が持続的に行われており、現在、人工林の面積は3379万ヘクタールに達し、森林総面積の31.86%を占め、世界で人工林面積が最大の国である。  

     

  地域別では、中国の林地には東北森林区、西南森林区、東南森林区がある。  

      

  東北森林区  

      

  大興安嶺、小興安嶺、長白山などを含む森林区は中国最大の天然森林区で、森林面積と木材蓄積量はいずれも全国の3分の1以上、木材伐採量は全国の2分の1を占めている。主な樹種は興安カラマツとチョウセンマツである。  

      

  西南森林区  

      

  横断山脈地帯、ヒマラヤ山の山麓、ヤルツァンポ江の曲折している地帯などを含む森林区は国内で2番目の天然の大森林区で、木材蓄積量は全国の3分の1を占めている。主な樹種はスギおよびマホガニー、クスノキなど貴重な樹種がある。  

      

  東南森林区  

      

  秦嶺と淮河を結ぶ線以南、雲南貴州高原以東の広大な丘陵山間地帯は、中国の最も主要な人工森林区であり、主に茶の木、モウソウチク、モミの木、ウルシの木などの経済林木が植えられている。  

      

  このほか、風砂と水土流失を防ぐため、「三北」(東北地区西部、華北地区北部、西北地区)防護林、長江中上流防護林、沿海防護林、太行山緑化プロジェクト、平原緑化プロジェクトなど多くの防護林を造成し、数多くの防護林体系が形成されてきた。なかでも「三北」防護林では現在総延長7000余キロの「緑の長城」がつくられており、面積は約2億6000万ヘクタールで、中国の陸地面積の4分の1を占めていることから、「世界最大の生態系プロジェクト」と称されている。  

      

  草地  

      

  現在中国には4億ヘクタールの草地があり、そのうち利用できる草地の面積は3億1333万ヘクタールで、牧草地面積が世界最大の国の一つである。天然の牧草地は主に大興安嶺――陰山――青海チベット高原東麓地帯以西と以北の広大な地域に分布しており、人工の草地は主に南東部にあり、耕地や林地と交錯して分布している。  

      

  四大牧畜地帯  

      

  内蒙古牧畜地帯 中国最大の牧畜地帯で、優良畜種は三河馬、三河牛などがある。   

      

  新疆牧畜地帯 優良畜種は新疆細毛羊、アルタイ綿羊、イリ馬などがある。  

      

  青海牧畜地帯 主な畜種はヤクで、内外に名を馳せる河曲馬も産出している。  

      

  チベット牧畜地帯 ヤクの主産地である。  

      

  水資源  

      

  中国は世界でも河川と湖沼の多い国の一つである。主な河川の多くは青海チベット高原に源を発し、落差が大きいことから、水力資源は非常に豊富であり、推定出力は68000万キロワットで、世界で第1位である。しかし、水力資源の分布は極めてアンバランスで、70%が西南地区に集中している。河川の統計データによると、長江水系が最も多く、全国の40%近くを占めている。次はヤルツァンポ江水系で、黄河水系と珠江水系も水力資源がかなり豊富である。  

      

  動植物資源  

      

  中国は野生動物の種類が世界で最も多い国であり、陸生脊椎動物だけでも2000種以上あり、世界の陸生脊椎動物の9.8%を占めている。そのうち、鳥類の占める比率が最高で、次は獣類である。現在までに発見されている鳥類は1189種、動物類は500種、両生類は210種、爬虫類は320種にのぼる。陸生脊椎動物のうち、中国特有あるいは主に中国に分布している動物も少なくない。鶏形目(鳥綱の目の一つ)の鳥はコジュケイ、頭に角状の突起があるキジ、サンケイ、オナガキジなど19種あり、獣類の特有種は「生きた化石」と言われるジャイアントパンダ、動物学の研究で特に意義のある糜鹿(一般には四不像と呼ばれ、現在野生類はすでに絶滅している)のほか、ターキン、マエガミジカ、ニホンジカなどがある。資源用の動物も極めて豊富で、毛皮用の獣類だけでも70種以上を数え、全国の獣類の17%以上を占めている。  

      

  自然条件が複雑であることから、植物の種類は非常に多く、木本植物だけでも3万種以上にのぼり、そのうち高木は2800種余りある。中国では北半球の植生類型がほぼすべて見られる。東部の湿潤地帯にはさまざまな森林が分布している。最北部の寒温帯は落葉針葉樹林帯で、その南は温帯落葉広葉樹林帯である。亜熱帯樹林帯は中国では面積が最大の樹林帯である。一部の地区では、中国以外の地域ではすでに絶滅した「生きた化石」といわれるもの──メタセコイア、ギンスギ、イチョウなどがいまでも見られる。最南部には熱帯の半常緑モンスーン林、雨林、マングローブがあり、またゴム、アブラヤシ、サイザル麻など一部の熱帯植物が導入されている。中国特有の樹種はメタセコイア、ギンスギ、イチョウのほか、ミル、コウヨウザン、イヌカラマツ、台湾スギ、福建柏、杜仲などがある。  

     

  鉱物資源  

      

  中国は鉱物資源も豊富である。現在までに171種の鉱物資源が発見されており、埋蔵量が判明している鉱物は158種で、そのうち、石油、天然ガス、石炭、ウラン、地熱などのエネルギー資源とみなされているものが10種、鉄、マンガン、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛などの金属鉱物が54種、石墨、リン、イオウ、カリ岩塩などの非金属鉱物が91種、地下水、ミネラルウォーターなどの水鉱物が3種ある。現在、第一次エネルギーの92%以上、工業原材料の80%、農業生産財の70%以上は鉱物資源から来ている。  

     

  エネルギー鉱物資源  

      

  中国のエネルギー鉱物資源は埋蔵量がわりに豊富であるが、構成が理想的ではなく、石炭資源のウエートが大きく、石油、天然ガスの埋蔵量が相対的に少ない。石炭資源は次のような特徴がある。埋蔵量が多く、種類もそろっているが、品質にバラツキがあり、コークス製錬用の良質石炭と無煙炭の埋蔵量は多くない。分布は広いが、埋蔵量がはなはだアンバランスで、東部が少なく西部が多く、北部が多く南部が少ない。露天掘り炭鉱が少なく、その上ほとんどが亜炭である。炭層の中には伴生鉱が多い。オイルガス資源は次のような特徴がある。石油埋蔵量が大きく、世界に採掘可能な石油資源量が150億トン以上の国が10カ国あるが、中国もその一つである。資源の判明程度が低く、判明した陸地石油地質埋蔵量は総埋蔵量の5分の1しかなく、近海海域の判明程度はなおさら低い。分布がわりに集中し、10万平方キロ以上の14の盆地の石油埋蔵量が全国の73%を占め、中部と西部地区の天然ガス埋蔵量が全国総埋蔵量の半分以上を占めている。  

      

  金属鉱物資源  

      

  中国は世界で金属鉱物資源がかなり豊かな国の一つである。世界ですでに発見されている金属鉱物は、中国でもほとんどその埋蔵量が判明している。そのうち、判明埋蔵量が世界でトップにランクされているものは、タングステン、すず、アンチモン、稀土類、タンタル、チタンなどで、世界で第2位にランクされているものは、バナジウム、モリブデン、ニオビウム、ベリリウム、リチウム、世界で第4位にランクされているものは亜鉛、世界で第5位にランクされているものは鉄、鉛、金、銀など。金属鉱物資源は次のような特色がある。分布は広いが、相対的にいくつかの地域に集中している。例えば、鉄鉱は主に東北地区の鞍山-本渓、河北省北部、山西省などの三つの地域に分布している。ボーキサイト鉱は主に山西省、河南省、貴州省、広西チワン族自治区などの省、自治区に分布している。タングステン鉱は主に江西省、湖南省、広東省に分布している。すず鉱は主に雲南省、広西チワン族自治区、広東省、湖南省に分布している。タングステン、すず、モリブデン、アンチモン、稀土類など一部の金属鉱物は埋蔵量が大きく、品質がよく、かなり強い国際競争力があり、鉄、マンガン、アルミニウム、銅など多くの重要な鉱物は品質が思わしくなく、貧鉱が多く、選鉱、製錬しにくい鉱石が多い。中小の鉱床の比率が高く、大型と超大型鉱床の比率が低い。  

     

  非金属鉱物資源  

      

  中国は世界で非金属鉱物の品種がかなりそろっている少数の国の一つで、全国で埋蔵量が判明している非金属鉱物産出地は5000カ所余りある。大多数の非金属鉱物の判明埋蔵量は豊富で、そのうち、マグネシウム、石墨、ホタル石、滑石、アスベスト、石膏、重晶石、ケイカイ石、みょうばん石、バントナイト、岩塩などの鉱物の判明埋蔵量は世界で上位にランクされており、リン、カオリン土、硫鉄鉱、硫酸ナトリウム、ケイソウ土、フッ石、真珠岩、セメント用石灰岩などの判明埋蔵量は世界でも重要な位置を占め、大理石、花岡岩などの天然石材は、品質がよく、埋蔵量も豊富であるが、カリ岩塩、ホウ素資源は相対的に少ない。  

     

  天然ガス資源  

      

  中国ですでに判明している天然地下水資源は8700億立方メートル、採取可能な量は年間2900億立方メートル、わずかに塩分を含む地下水天然資源は年間およそ200億立方メートルである。地下水資源の分布はアンバランスであり、南部地区は豊富であるが、西北地区は乏しく、地下水含水層の類型の地域的分布もはっきりしており、土地の隙間からわき出る水は主に北部に集中し、カルスト地形を通って流れ出る水は西南地区に広く分布している。  

      

  海洋資源  

      

  中国は豊富な海洋資源を擁している。オイル天然ガス資源を保有する盆地の面積は約70万平方キロで、石油資源の推定量は約240億トン、天然ガス資源の推定量は14兆立方メートルに達する。中国が管轄する海域内には海洋漁場が280万平方キロあり、深さ20メートル以内の浅い海の養殖可能な面積は260万ヘクタールあり、そのうちの71万ヘクタールがすでに養殖に用いられている。浅い海の砂浜の養殖可能面積は242万ヘクタールで、すでに養殖に使用している面積は55万ヘクタールである。中国はすでに国際海底区域で約7万5000平方キロの多金属結核鉱産区を獲得し、多金属結核埋蔵量は5億トン余りに達する。   

     

  塩田  

     

  中国の沿海には製塩場が50カ所余りあり、塩田の総面積は337000ヘクタール。中国の未精製塩生産量のうち、70%以上は海で採取される塩である。  

      

  海洋エネルギー利用  

     

  中国の潮汐エネルギーの蓄積量は1億1000万キロワットで、開発、利用できる量は約2100万キロワット、毎年580億キロワット時の発電が可能。浙江省、福建省の潮位の差は大きく、潮汐エネルギーは全国沿海地区の80%を占め、そのうち、浙江省の潮汐エネルギー蓄積量はおよそ1000万キロワットで、銭塘江河口の満潮時と干潮時の潮位差は8.9メートルに達し、潮汐発電所を建設するうえで最も理想的な河口である。

  

  気候  

      

  中国は世界最大の大陸――アジア大陸の東部に位置し、世界最大の海洋――太平洋に臨んでいるため、モンスーン気候の様相が顕著である。その上、国土が広く地形が複雑で標高差が大きいため、さまざまな気候の類型があり、南から北へと熱帯、亜熱帯、暖温帯、中温帯、寒温帯が分布している。このほか、青海チベット高原は垂直型温度帯に属している。  

     

  気温  

      

  中国最北端の黒竜江省漠河地区は、北緯53度以北に位置し、寒温帯気候に属するが、最南端の海南省の曾母暗沙は、赤道までの距離がわずか400キロで、赤道気候に属しており、南北各地の気温差が非常に大きい。  

      

  冬になると、東北地区は雪と氷に閉ざされ、漠河の1月の平均気温はセ氏マイナス30度前後である。しかし、同じ時期の海南省三亜の平均気温はセ氏20度を超える。中国の冬の気温の特徴は、大部分の地区が寒冷で、南北の気温差が大きいことである。  

      

  夏になると、太陽が北半球を直射するため、北部でも昼の時間がかなり長く、光熱量は南部と大差はない。そのため、標高の特に高い青海チベット高原を除いて、全国の気温は高く、南北の気温差は小さい。  

     

  降水  

      

  大部分の地区は海洋性暖湿気流の影響を受けて、降水がわりに多いが、地域と季節によって異なり、東部は多く、西部は少なく、南東部から北西部に向かって次第に減少するようになっている。降水は夏季に集中しており、南部は雨季が長く、5月から10月に集中して降り、北部は雨季が短く、7、8月の2カ月に集中している。降水量は多い年もあれば少ない年もあり、年によって変化が非常に大きい。  

      

  日照  

      

  ほとんどの地区は北回帰線以北に位置しており、冬は太陽の照射角度が小さいため、日照時間が短く、太陽の光熱もわりに少なく、北になるほど少なくなる。夏は太陽が北半球を直射するため、太陽の光熱が多くなり、日照時間も長くなる。

 
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