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| 2025-08-28 10:42 | ||
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8月21日、薛剣総領事は『わかやま新報』に署名文章『平和の信念を継承し、友好の未来を見守る』を発表した。同文章は、日本の反戦活動家である緑川英子氏が、日本軍国主義の暴行を告発し、中国人民の抗戦を支援した勇敢な事跡を振り返ったとともに、中国が引き続き「人類運命共同体」の構築を掲げ、平和発展の道を歩むとの揺るぎない決意を表明し、管内各界に対して中国とともに歴史と正義を守り、平和と友好を継承し、中日関係の改善・発展および地域と世界の平和繁栄に向けて共に貢献するよう呼びかけている。全文は以下の通り:
8月15日、私は日中友好協会和歌山県連合会に招かれ、和歌山県海南市へ向かい、当会主催の日中不再戦のつどい・ドラマ『望郷の星』上映会に出席した。ドラマの主人公で反戦活動家の緑川英子さんの物語については、以前から知っていたものの、この特別な日に、和歌山の皆様と共に改めてそのドラマを見ていると、とても感慨深く、心の中に様々な思いが浮かんできた。 緑川英子さんは、本名を長谷川テルといい、青年期から国際主義事業に身を投じた。進歩的事業の為に奮闘する中、志を同じくする中国人留学生の劉仁さんと出会い、結婚した。1937年、彼女は果敢にも夫に追随し上海へ渡り、日本軍国主義による対中国侵略戦争に反対する闘争に加わった。緑川さんはラジオを通じて、侵略戦争に参加した日本兵に向けて呼びかけ、日本語・中国語・エスペラント語で声を上げ、筆を執り、日本軍国主義による侵略や暴行を告発し、世界の人々に中国の抗戦への支援を訴えた。また、「在華日本人民反戦同盟」にも参加し、良識を持つ全ての日本人を団結させ、正義を貫いた。 緑川さんは反戦の立場であることから、脅迫や迫害を受けることも度々あったが、決してその志を捨てることはなかった。終戦後は中国東北地方に留まり、文化出版や編集に携わった。1947年、産後の合併症でこの世を去り、中国の地に永遠の眠りについた。1980年、初の中日合作ドラマ『望郷の星』によって、彼女の物語がテレビ画面を通じて伝えられたことで、命をもって良識と勇気を示してくれた、その素晴らしい女性像が、多くの人に知られるところとなった。彼女の輝かしい足跡は、今なお両国民に偲ばれ、語り継がれている。 今年は、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年を迎える。日本軍国主義が発動したあの侵略戦争は、中国をはじめとするアジア諸国の人々に深刻な災禍をもたらし、日本国民もまた大きな痛手を負った。中国人民は強暴な相手を恐れず、世界の反ファシズム勢力とともに抗戦し、軍民合わせて3500万人余の死傷者という巨大な民族的犠牲を払い、最終的に全面的勝利を勝ち取った。この偉大な勝利は、侵略に反対する全ての人民の勇敢な闘争を集結させたものであり、緑川さんをはじめとする、平和を愛する人々の尊い貢献を刻むものでもある。 歴史は鏡であり、過去を見せることも、未来を導くこともできる。習近平主席が、歴史を心に刻むのは憎しみを継続させるためではなく、善良な人々の平和への願いと確固たる擁護を呼び覚ますためだと指摘されている。戦争の硝煙は消えて久しいが、歴史の傷痕は今なお、私たちに平和が得難いものであり、歴史を直視し、深く反省してはじめて、悲劇の再発を防げるのだと諭し続けてくれている。目下、世界情勢が錯綜し、地政学的衝突が後を絶たず、平和と発展が厳しい試練に直面し、日本国内には歴史修正主義と排外主義の再燃の気配が漂っている。このような時にこそ、私たちは歴史から知恵、勇気と力を汲み取り、ともに中日両国、アジアひいては世界の平和を守っていかなければならない。新たな歴史の節目に立ち、中国はこれからも人類運命共同体構築の旗印を高く掲げながら、平和発展の道を揺るぎなく歩み、この世界に更なる確実性、安定性、そしてプラスのエネルギーを注入し続けていく決意である。 地域や世界において重要国家である中日両国が、ともに恒久平和と世世代代の友好を実現することは、重要な意義を持つ。和歌山県は、山東省、四川省をはじめ中国との交流が盛んで、情誼も厚く、長年にわたり双方の平和友好協力に尽力している。中国駐大阪総領事館としては、和歌山県をはじめとする管内の平和を愛する各界の方々とともに、歴史を直視し、未来を切り開く精神のもと、共に歴史と正義を守り、平和と友好を伝承し、「日中不再戦」の誓いを未来へと繋ぎながら、手を携えて中日友好の新章を紡いでいきたいと願っている。 |
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