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何振良総領事,大阪府知事を表敬訪問
2020-07-28 15:34

 7月27日、何振良総領事は吉村洋文大阪府知事を表敬訪問し、張玉萍副総領事、岡本圭司大阪府府民文化部長、播本裕典国際交流監等も同席しました。

 何振良総領事は次のように述べました。大阪府は日本経済の重鎮であり、長期に渡り積極的に対中交流を展開し、特に中国上海市や江蘇省等との経済貿易、人文等の各分野における友好交流および実務協力は大きな成果をあげてきました。新型コロナウィルス感染症の感染拡大以降、大阪府と上海市、江蘇省は互いに見守り助け合い、友好関係をより一層深めました。現在、大阪府を含む日本の各地で再び感染拡大が深刻化しており、感染予防も大変厳しい状況です。もし必要であれば、中国側は力の及ぶ限りサポートを提供したいと考えています。

 また、何総領事は次のように指摘しました。感染症の流行によって、中日両国間の往来は一時的に影響を受けたものの、関西地区の4月期以降の対中輸出入は回復傾向にあり、両国にはさらなる協力の余地が大きいことが示されました。現在、中国国内での感染拡大はすでに効果的に制御され、日常生活や生産活動は基本的に正常に戻りました。総領事館は大阪府の在中日系企業の職員たち等が中国に戻り企業活動が再開できるよう、力の及ぶ限り便宜を図り、両国の経済貿易活動を後押ししていきます。今後も総領事館は、大阪府各界と共にピンチをチャンスに変え、中日の地方協力のために積極的に努力していきます。吉村知事率いる大阪府が中国各地との協力の潜在力をより一層引き出し、上海市、江蘇省等との友好交流および実務協力をさらに深めていくことを期待しています。また、吉村知事が感染症の収束後、訪中団を率いて中国を訪問してくださることを喜んで歓迎します。

 吉村知事は何総領事の着任を祝し、次のように述べました。大阪府は一貫して中国との付き合いを重視し、また中国各地との交流も密接で、各分野で非常に深く繋がっています。今年は、大阪府と上海市、江蘇省との友好交流締結40周年にあたりますが、感染症によって記念イベント開催にも影響がありました。上海市は2010年に万国博覧会を成功させましたが、大阪府も2025年の大阪万博に向けて各種の準備を進めているところです。今後、万博開催をはじめとする各方面で、上海市との交流協力をより一層強めていきたいと願うと同時に、総領事館に大阪府の対中交流や2025年の大阪万博等をサポートしていただければと思います。吉村知事はまた次のように述べました。現在、大阪府はすでに感染第二波に直面しており、政府は一連の措置をとって積極的に感染防止を行っていますが、問題はいかに上手く経済再生と感染防止を両立させるかです。感染症の流行が一日も早く収束し、中日間の人員往来と経済貿易協力ができるだけ早期に正常に回復することを願っています。

 双方はまた、日本から中国への渡航者が提出するPCR検査証明書等について意見交換を行いました。

 
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