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薛剣総領事 日本で最も人気ある芸能・エンターテイメント会社、吉本興業の大阪本部を訪問
2022-10-25 16:51

10月17日、薛剣総領事は吉本興業大阪本部を訪問し、吉本興業グループの岡本昭彦代表取締役社長と友好交流を行った。総領事館教育処主任の聶瑞麟参事官と吉本興業株式会社の仲良平取締役らが席した。

岡本社長は薛剣総領事の来訪に歓迎の意を表し、吉本興業が中国との交流を重視しており、中国との文化産業協力を積極的に推進し、日中文化交流及び日中芸能人材の育成に努め、中国各方面と積極的に協力し、多くの実りある成果を挙げていると述べ、第5回上海国際輸入博覧会の開催に際し、吉本興業は博覧会に合わせて、上海と共同で日中国交正常化50周年を記念する関連交流イベントを開催し、日中文化交流事業や各地の経済・貿易・物産等の実務協力のためにプラットフォームを構築しているとし、総領事館には今後、より多くの支持と支援をいただきたいと述べた。

薛剣総領事は次のように述べた。今年は中日国交正常化50周年の重要な年である。過去50年間、中日関係は、風雨の時代を経て困難な時期もあったが、常に紆余曲折の中でも発展し、様々な分野での交流と協力が著しい発展を遂げ、両国の国民に重要な福祉をもたらしただけでなく、地域や世界の平和と安定及び発展と繁栄に積極的な貢献をしてきた。人的交流は、中国と日本の国交正常化を促進する上で重要なプラス要因であり、両国の緊密な連携と共通の発展を促進するための強靭な精神的絆となるだろう。関西地域の中国との交流は長い歴史を有し、文化の起源は深く、両国の共通の文化的遺伝子と貴重な人的資源を深く掘り起こし、活性化させ、利用することは、双方が共に考え、探求し、解決すべき重要な課題である。

薛剣総領事はさらに、この10年間、中国の文化事業と文化産業は繁栄してきており、中国人民の精神的、文化的ニーズが高まり、若者の文化作品に対する質的要望が高まっていると述べた。また先月、吉本興業と中央ラジオ・テレビ総局アジア・アフリカセンターが共同制作した文化番組「味知中国」(『発見!中国14億人の食の世界』)が日本で放送されたが、これは現在、中日メディアが共同制作する唯一の通常放送のテレビ番組であり、放送後すぐに日本国内で大きな注目を集めていることに興味深く感じた。今年は吉本興業の創業110周年を迎えられたとのこと、熱烈にお祝いを申し上げたい。吉本興業は、国交正常化50周年を好機とし、文化・娯楽分野における強みと影響力を発揮するとともに中国とのコミュニケーションと協調を強化し、両国の国民により多くの協力成果をもたらし、中日友好に一層貢献されることを期待していると語った。

交流後、薛剣総領事一行は吉本興業大阪本の事務所や芸人キャストの楽屋を見学し、吉本興業の看板コメディ番組「吉本新喜劇」の座長すっちー氏や松浦真也、千葉公平氏らの芸人たちと親しく会話を交わし、記念撮影を行った芸人たちは、薛剣総領事一行の来訪を歓迎し、中国上海などでの公演の際、中国人のおもてなし、中国料理の豊かさ、非常にすばらしい思い出を残しており新型コロナ終息後に再び中国公演を行うのを楽しみにしていると述べ薛剣総領事一行はまた、吉本興業なんばグランド花月劇場での公演を楽しんだり、劇場周辺の商店街を見学したりした。

吉本興業は1912年4月1日に創業され、傘下の吉本興業株式会社は日本最大の芸能事務所、テレビ番組制作会社であり、日本で最も歴史の長い芸能・エンターテイメント会社でもある。多くの芸能プラットフォームや契約芸人を有し、日本の文化・芸能業界で重要な位置を占めている。

 
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