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金秋稲刈りに勤しみ、田畑の友誼は深い
——駐大阪総領事館の職員 当麻小学校へ稲の収穫行事に参加
2022-10-28 09:25

  金秋の10月、晩稲が熟した。ひとしきりの秋風が吹くと田畑から稲の香りが漂ってきた。覚えているだろうか。晩春の時、薛剣総領事が奈良県葛城市立当麻小学校を訪れ、子どもたちと一緒に田植えを体験し、友好の苗を植えた。

  光陰矢の如し。春が過ぎ秋が訪れた。総領事館の職員は再び奈良県葛城市立当麻小学校を訪れ、児童及び保護者たち合わせて70名余りの人と一緒に稲刈り作業に参加し、秋の収穫の喜びを分かち合った。作業終了後、方煒副総領事は当麻小学校山野光太郎校長、日本関西宋慶齢基金会周万志代表理事らと中日青少年交流について深く交流を行った。

  歴史が長い当麻小学校は山あいに建てられ、閑静で和やかなところにある。方煒副総領事一行は山野校長と周会長の案内の下で稲実験田に入り、みんなと一緒に稲刈り作業を始めた。「鎌を持っている時は気を付けないといけない。稲の根の部分に向けて平らに刈るんだよ。」「私たちはどのくらいのお米が収穫できるんだろう?」「稲を横に運んでもらえる?」…左手で稲をつかみ、右手で鎌を振るう。みんなは稲の香りをかぎながら、最も伝統的な刈り方で豊作の実を収穫し、稲を束ねる方法も真剣に学んだ。刈った稲はあっという間にあぜ道いっぱいに積まれた。

  方煒副総領事は次のように述べた。私は今日初めて奈良県を訪れた。奈良県は歴史が長く、日本の千年以来の移り変わりを引き継いでいる。今日は日本の最も古い場所で千年以来奈良の人々を育む大地と触れ合い、天真爛漫で心のやさしい子どもたちと一緒に作業できて、とても楽しかった。子どもは国と民族の希望であり、中日関係の未来を担っている。総領事館は青少年交流をたいへん重視しており、中日の青少年が知り合って親しくなり、中日友好の苗が健やかに成長し中日両国の友情が永遠に続くよう、引き続き各界と協力して友好交流活動を行っていきたい。また、今日の稲刈り活動に参加した子どもたちが将来、ある年の秋に中国人のおじさんおばさんが「ニーハオ」「シエシエ」を教えてくれたことを覚えていてほしいと願っている。

  山野校長は副総領事一行の来訪を感謝し、日中青少年の教育交流のために努力し尽力したいという意を表し、次のように述べた。今年の5月に薛剣総領事は本校を訪問し、生徒たちと一緒に日中友好の苗を植えた。今日総領事館の皆さんは約束した通り来校し、生徒たちと一緒に稲刈りの交流を行い、ともに実り多い成果を収穫できたことはたいへん意義がある。今回の活動を契機として、今後中国ともっと多くの内容が豊かで形式が斬新な交流活動を行い、日中友好のためにより多くの橋を架けたい。

  周会長は次のように述べた。人的交流の前途は広がっており、友好を伝えていく後継者が存在している。両国の青少年交流は日中両国の友好関係の促進にたいへん重要な役割を果たしている。関西宋慶齢基金会は「日中友好・国際平和、青少年の国際視野の拓展」を趣旨とし、世界平和・日中友好、とりわけ日中青少年交流のために新たな貢献をしたい。



 
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