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薛剣総領事 中日歴史文化都市対話会にオンラインで出席
2022-10-28 10:10

  10月26日、中国人民対外友好協会の指導の下、中国陝西省人民対外友好協会、咸陽市人民政府、日本京都府宇治市、千葉県成田市が共催した中日歴史文化都市対話会が、オンラインとオフラインの形式で開催され、薛剣総領事が招きに応じて出席し、スピーチをした。中国人民対外友好協会李希奎副会長、咸陽市冷勁松市長、宇治市の松村淳子市長らが出席し、成田市小泉一成市長がビデオメッセージを送った。

  薛剣総領事は次のように述べた。今年は中日国交正常化50周年である。半世紀以来、中国と日本の利益が深く融合され、各分野での交流と協力が頻繁に行われ、両国の国民に大きな幸福をもたらし、両国のそれぞれの発展に強力な支援を提供し、地域及び世界の安定・発展・繁栄に重要な貢献をしてきた。現在、国際情勢が急速に変化し、中日関係は重要な岐路に立たされている。歴史は、平和と友好、協力とウィンウィンが中日関係の唯一の正しい選択であることを繰り返し証明してきた。両国首脳は、中日国交正常化記念日に祝電を送り合い、新時代の要求に合致した中日関係の構築に関する重要な共通認識を再確認した。新たな歴史的出発点に立ち、双方は、両国首脳の重要な合意を指針とし、平和と友好の初心に立ち返り、歴史の経験と啓示を汲み取り、中日関係がより成熟し、より堅固な次の50年を共に築いていくべきである。

  薛剣総領事はさらに、友好都市交流は中日関係の伝統的な優勢と重要な構成要素であると述べ、次のように語った。咸陽市と宇治市、成田市は共に、歴史的・文化的都市であり、友好都市関係を締結して以来、ハイレベルの相互訪問や、文化教育、経済・科学技術、緑化、環境保護など各分野で様々な交流を行い、深い友情を築いてきた。総領事館は、引き続き各方面と手を携え、管轄区域内の友好都市の更なる協力と友好関係の強化のために提言・献策し、支援していきたい。友好都市交流の「サービス係り」及び「サポーター」として、中日関係の改善と発展に、より多くのポジティブエネルギーを蓄積していきたい。

  李希奎副会長は、中日国交正常化50周年にあたり、中日歴史文化都市対話を開催することは重要かつ特別な意義があると述べ、中日友好都市がこれを契機に、友好関係締結の初心に立ち返り、手を携え共同の目標に向かい、人的交流を強め、相互信頼と友好関係を強化し、相互利益のある協力を深め、将来の発展を共有することを願っている。

  冷勁松市長は次のように述べた。咸陽としてはこれまでと同様に、宇治市、成田市との交流を強化し、理解を深め、市民友好と相互利益の架け橋を構築し、中日地域間協力の「新たな明るいスポット」を共同で構築したい。

  松村淳子市長は次のように述べた。宇治市と咸陽市は長い間、文化・芸術の交流を通じて相互理解と友好関係を深めてきた。今後、より多くの様々な文化活動を行い、両都市の一般市民同士の交流を強化することを期待している。

  小泉一成市長は、成田市と西安市が行った青少年交流や卓球大会などの活動が双方の人的交流の形式を豊かにした。この対話会が両市間の各分野の友好交流と協力を一層促進することを期待していると述べた。

  この対話会は、「互いに学び、互いに参考にし、共に未来を創る」をテーマに、「歴史文化の保護と比較」、「歴史文化の継承と発展」、「文化刷新と協力の展望」の3つの議題について意見交換を行った。中国側と日本側あわせて約100人が対話会に参加した。

 
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