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スキーでつなげよう、寒さも吹き飛ぶ熱い友情――中国駐大阪総領事館が第1回中日青年スキー友好交流イベントを開催
2023-03-03 13:28

2月25日、中国駐大阪総領事館西日本地区中国留学生学友会が共催、北兵庫日中友好協会が協力の「第1回中日青年スキー友好交流イベント」が北兵庫神鍋高原において開催。冒頭で方煒総領事代行が挨拶し、北兵庫日中友好協会の岡坂康正会長、長野県スキー連盟元副会長の河野博明、総領事館教育処主任の聶瑞麟、北兵庫日中友好協会の会員や中日学生代表、総領事館関係者ら40人余りが参加した。

方総領事代行は挨拶の中で、薛剣総領事からの今回のイベント開催への祝意と北兵庫日中友好協会及び河野氏への敬意と感謝を伝え、次のように述べた。北兵庫日中友好協会は40年以上にわたり、中日民間友好交流のため努力を続けており、特に、中国の留学生たちには、いつも日本の皆さんと交流する機会を与え、北兵庫地域の日本人学生たちには、中国文化に触れる環境を作っていることについて、総領事館は深く称賛する。河野は中国のウインタースポーツの啓蒙教師の一人であり、中日両国のスキー分野における協力交流への長年にわたり貢献いただいていることに感謝する。

方総領事代行は、さらに次のように述べた。スキーはここ数年、中国でどんどん普及しており、特に2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック、中国人のウインタースポーツへの情熱に火をつけた。今年は中日平和友好条約締結45周年、今日のイベントを通じて、より多くの中日両国の若者同士が友だちとなり、皆でともに、より多くの中日友好の感動的エピソードを生み出し、一衣帯水の美しいページが書き続けられていくことを願っている。

北兵庫日中友好協会の岡坂康正会長は、挨拶の中で参加者への感謝と歓迎の意を表し、中日両国の青年を前に、毛沢東主席の有名な演説「世界はあなた達のもの、また私達のもの、しかし、結局はあなたたちのもの。」を引用、中日両国の青年に向けて、しっかりと責任を担い中日友好に貢献するようエールを送った。岡坂会長は、さらに次のように述べた。北兵庫日中友好協会は1976年に設立され、常に日中民間友好交流に尽力してきた。総領事館とともにスキー交流イベントを開催できて大変嬉しい。両国の青年には、ウインタースポーツで理解を深め、友情を深めてもらいたい。

中国人留学生代表の江湘吉さんは、発言の中で中国駐大阪総領事館と北兵庫日中友好協会による今回の交流イベントでの指導に感謝の言葉を述べた。また、中日両国の若者世代は両国の未来であり、互いの文化の違いを尊重し、学び合い、中日友好の使者になるべきである。今日のスキー交流を通じて、相互理解を深め、新しい友人を作りたいと述べた。

日本人学生代表の高橋美咲さんは、発言の中で、中国駐大阪総領事館と西日本地区中国留学生学友会による今回のスキー交流への招待に感謝の言葉を述べた。さらに、今日ここで中国の留学生とスキーを通して友達になれることが、とても嬉しい。全員が今日のイベントを楽しんで、友情を分かち合いたいと語った。

長野県スキー連盟元副会長の河野博明氏は自身の経験をもとに、中国との40年以上に渡るウインタースポーツを通じたご縁」を通して、中日両国ウインタースポーツ交流について語った。1978年、当時若干28歳の河野氏は中国初の冬季オリンピックスキーチームの指導に参加、そこから中日友好の種がまかれることとなる。これまで、河野ウインタースポーツ交流で中国を8回訪問し、中国の訪日代表団を36回受け入れ、1988年長野県スキー連盟吉林省スキー協会と友好協定締結を推し進めた。スキーが中国人にとって身近なスポーツとなるにつれて、河野は何度も中国に招かれスキー場の建設運営に助言や提案を行った

「白雪却って嫌う春色の晩きを 故に庭樹を穿って飛花と作す(雪が春の訪れを待ちきれず自ら花びらのように庭を舞う)」。皆で軽く食事を済ませ、スキー場に移動すると、グループに分かれてスキーやスノーボードを体験。学生たちから多く聞かれたのは、「ナショナルチーム」のコーチと一緒に滑り、指導まで受けられるなんて光栄すぎるとの声。現場は寒さに負けない活気と笑顔にあふれ、盛り上がっていた。中日両国の青年同士の熱い友情は、空を舞う雪の花びらとともに一人一人の心に届けられた。

 
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