8月25日、中国駐大阪総領事館は神戸市立王子動物園と共同で「心の中のパンダを描こう」お絵描きパンダアートコンテストを開催した。薛剣総領事が出席して祝辞を述べ、管轄区の子どもたちや保護者をはじめ、神戸市の今西正男副市長、同市建設局の森川誠也副局長、王子動物園の加古裕二郎園長、神戸市議会日中友好議員連盟の森本真事務局長ら100人近くが参加した。

薛総領事は次のように述べた。パンダの「タンタン」は来日後23年に渡り、日本の皆さんと厚い友情を築いてきた。彼女は両国の民間友好を促進する使者であり、特別な「外交官」でもある。今年は中日平和友好条約締結45周年であると同時に、天津市と神戸市の友好都市締結50周年であり、皆さんが、このコンテストをきっかけにもっと中国を理解することで、「パンダ愛」の「人間愛」への昇華を実現できるよう願っている。

コンテストには50人近くが応募し、「中日平和友好賞」、「総領事賞」など10作品が受賞、パンダの「タンタン」や中日民間友好に対する子どもたちの祝福や憧れの気持ちにあふれるものだった。会場にはジャイアントパンダの故郷である成都の子どもたちによるパンダをテーマにした絵画作品も展示されていた。

期間中、薛総領事は神戸市や同市議会日中友好議員連盟の関係者ともビジネス交流を行った。