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中国駐大阪総領事館「船承友好」新鑑真号船上レセプションを開催
2023-11-30 15:46

 11月13日、中国駐大阪総領事館と中日国際輪渡有限公司の共催で、中日平和友好条約締結45周年記念「船承友好」新鑑真号船上レセプションが開催された。大阪港湾局丸山順也局長、株式会社日新筒井雅洋社長、阪神国際港湾株式会社田中利光副社長、日中国際フェリー株式会社村上光一社長がスピーチを行い、当館業務エリアの自治体、主要経済団体・企業、文化・教育界、各民間友好団体、在日中国企業・機構、華僑華人代表など100名以上がイベントに参加した。

 薛剣総領事はスピーチの中で、中日間の最初の直通フェリー「鑑真」と二代目の「新鑑真号」の40年近い発展の歴史を振り返り、貴重な文化財の国境を越えた海上輸送や、台風災害で日本に取り残された中国人旅客の帰国を助けた運航などをしのんで次のように指摘した。近年、湖北-日本関西の川海複合輸送、青島-大阪のRORO航路が相次いで開通し、日本関西と中国各地を結ぶ海運が活況を呈している。これは日本が中国との海上輸送をさらに緊密化し、「中欧班列」とシームレスに接続し、「一帯一路」周辺の国々につなぐ新たな可能性を提供した。薛剣総領事は、三代目「鑑真号」の進水式が先月威海市で成功裏に行われたが、日本の友人たち、特に若者の皆さまが、新世代の「鑑真号」に乗って、新時代のリアルで素敵な中国を自分の目で見て自ら体験することを楽しみにしていると述べ、また、中日双方が中日両国の平和と友好の継続という歴史的使命を担うよう呼びかけた。

 参加者たちは、「新鑑真号」は中日両国の貿易と人的交流に大きな貢献をした。鑑真の精神を共に伝承し、中日両国の平和と友好の新たなビジョンを切り開きたいと語った。

 三代目の「鑑真号」は2024年6月に就航する予定で、「3060ダブルカーボン」を目指しており、中国で独自開発された船舶エネルギー効率設計指数(EEDI)の第三段階の要件を満たす、初のハイエンド客船RORO船である。

 
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