トップページ > 総領事館ニュース
薛剣総領事 高知県を訪問
2024-02-28 14:54

 2月18日から19日にかけて、薛剣総領事は高知県を訪問し、高知県浜田省司知事、高知県議会弘田兼一議長、高知市桑名龍吾市長を表敬訪問し、高知県日中友好協会と意見交換を行い、高知大学を訪問して中国人留学生及び日本人学生と懇談した。

 薛剣総領事は次のように述べた。高知県は中国との深い交流の基盤があり、長年にわたり安徽省や蕪湖市と経済貿易、文化、スポーツ、環境保護などの分野で積極的に交流や協力を行い、実りある成果を挙げてきた。今年は辰年であり、高知県は日本の明治維新の先駆者である坂本龍馬の故郷である。高知県の各方面が「龍馬精神(元気はつらつ、やる気に満ち溢れた精神)」を発揮し、新時代における中日両国の地域交流・協力の先頭に立ち、今年の安徽省と高知県の友好関係締結30周年、来年の蕪湖市と高知市の友好関係締結40周年を契機として、中国側とともにより広い分野、より高いレベルでの交流・協力を行い、双方の人々、特に若者同士の頻繁な交流と相互理解を促進し、中日戦略的互恵関係を地方レベル、市民レベルで包括的に推し進めることに貢献していくことを期待している。

 浜田省司知事は次のように述べた。高知県は長年にわたり安徽省との友好関係をたいへん重視しており、双方の様々な分野での交流や協力は実り多く、将来性がある。双方の友好関係締結30周年を記念するために、知事として安徽省を訪問したい。中国との友好の伝統をさらに継承し、より豊かで深い協力を発展させ、両地のより良い関係の次の30年を切り開いていきたいと考えている。

 弘田兼一議長は、4年前に安徽省を訪問した際の素晴らしい経験を喜んで振り返り次のように述べた。中国の発展は日進月歩で、驚くべき変化を遂げている。中国と日本は地理的にも人文的にも近く、友好協力は双方の国民の基本的利益と期待に沿うものである。引き続き両地間の議会交流を促進し、より多くの日本人が中国について知ることを支持・牽引し、両国関係の発展に貢献したい。

 桑名龍吾市長は次のように述べた。高知市は中国との友好関係を重視しており、昨年末の市長就任以来、海外の友人との会見は今回の薛剣総領事ご一行が初めてとなる。来年の高知市・蕪湖市との友好関係締結40周年を機に、ハイレベル訪問などの交流を積極的に行い、各分野での実務協力を推進し、双方の関係を新たな段階に押し上げたい。

 櫻井克年学長は、高知大学は中国と密接な関係にあり、中国の16の大学や研究機関と長期的な協力関係を維持していること、また、中国人留学生は各国留学生の中で一番多く、在籍学生の半数以上が中国語を履修していることを紹介し、大学の国際化を推進する過程において、中国側との交流・協力を強化していきたいと述べた。

 岡林俊司会長は次のように述べた。高知県日中友好協会は、日中両国は友好でなければならないという信念を常に主張し、「民を以って官を促す」という伝統を継承・発展させ、中国との様々な形での交流を継続的に行い、双方の国民、特に若い世代がより多く相手国に入り、相手国を正しく知ることを促進し、両国国民が互いに理解し、友好的な感情を持つように民間としての貢献をしていきたい。

 現地の中国人留学生及び日本人学生との交流の中で、薛剣総領事は両国の学生が交流と相互理解を強化し、視野を広げ、共に成長・進歩し、両国関係の明るい未来に貢献するよう激励した。薛総領事はまた、日本の学生に対し、積極的に中国に留学し、中国を旅行し、新時代の真実の、立体的で包括的な中国を体験するよう呼びかけた。

 同日、薛剣総領事は現地で高知放送(RKC)のインタビューを受けた。薛剣総領事は、高知県を含む西日本地域には「民間が先行し、民を以って官を促す」という素晴らしい伝統があり、地方と民間の交流と協力が中日関係の発展にかけがえのない重要な貢献をしてきたと述べ、高知県が友好関係締結記念を契機に、各分野で中国との交流と実務協力を推進し、新時代の要求に合致する中日関係の構築に貢献することを期待していると述べた。

 
Suggest To A Friend
  Print
中華人民共和国駐大阪総領事館 著作権所有
http://osaka.china-consulate.gov.cn/jpn/